不思議なこと(自分自身のデジャブ感)

小学生のとき、家が火事になったとき、隣の焼けてた工場との間の通路から、お母さんの声に目が覚めた。

あとになって、冷静に考えてみると、そんな危険な生きてられない場所に誰もいるはずなかったのに。
(母屋の階段を降りるだけで熱気が もうっとしていた)

そこから僕には、おかあさんの声が聞こえたんだ。

幻魔対戦にデジャブ感があった。ただし、子供の頃に感じたそれは
子供の僕の感覚だから、とても怖かったけど、
大学生になった僕からは、全然怖くも無かった。
子供の感覚と、大きくなった自分の感覚は、全然違うという話。

わかり易く言えば、同じ大きさの かぶと虫 を見たとしても、
子供の僕が見るそれと、
大学生になった僕から見るのとは、全然違った大きさに見えるということ。

(子供の僕には大きく見えるけど、大人の僕には小さく見えただろうってこと)

たぶん、
大きくなった自分に目を通して、自分自身にシンクロして、
未来の一部を見ていたんだと思う。

だけど火事のとき僕に、聞こえた声は誰だったのか、今となってもわからない。